NPO法人百人一首の郷づくりの会

NPO法人百人一首の郷づくりの会 header image 5

2012年05月

「ありがとう百人一首大賞母の日」の結果が小倉山荘より発表されました。
3582首の歌が集まりました。たくさんのご応募ありがとうございました。

※敬称略、順不同 
No. 作 品 住所 氏名 年齢
大賞 「お姉さん?」 いいえ母です 若づくり 嬉しくもあり 嬉しくもない 埼玉県 高橋 敏郎 33
優秀賞 おこられた 一人になりたい ママうるさい 学校着いたら 会いたくなった 東京都 久保田 舞香 8
優秀賞 父亡(な)くし 三年ふさいだ あの母を 乙女に変えた 韓流様(はんりゅうさま)よ 大阪府 中尾 美津子 39
佳作 草だんご 毎年母と 土手にきて よもぎ見せあう 初夏の日曜 東京都 五十嵐 明 83
佳作 赤い実を むく手母の手 魔法の手 かわいいうさぎ 生まれ出(い)でける 東京都 杉本 聡子 50
佳作 思い出す 子どもの頃の 運動会 母の絶叫 嬉し恥ずかし 神奈川県 望月 健司 52
佳作 ありがとう ただありがとう それだけの 言葉を伝える 勇気がほしい  岐阜県 久野 航暉 15
佳作 レンジから 落とした餅を 「消毒」と 醤油に漬ける 母の貫禄(かんろく) 長崎県 菅 寛子 36
9 炊き出しの 母の料理は 何よりも 東北村の 冬ぞ乗り切る 北海道 雪の玉 69
10 子供には 苦労かけたが その分は 孫に回すと 微笑(ほほえ)みし母 北海道 西岡 知泰 53
11 ははそはの 母の手になる 紙の雛 仮のすまゐに 立ち居並びて 宮城県 阿部 堅市 67
12 すぐ忘れ また聞き返す 母なれど 「ありがとうね」は 忘れなく言う 宮城県 藤坂 宏子 68
13 母と手を つないでいつも 眠れるよ ゆめの中から 言う「ありがとう」 宮城県 横溝 麻志穂 7
14 控えめな 母の唯一の ネックレス 同じ引き出し 息子の手紙 福島県 近藤 健一 26
15 電気消せ 消せば点(つ)けろと 言う母に 介護も忘れ 火花パチパチ 福島県 豊口 卓 69
16 くに坊が 先(さぎ)さ寝(ね)でっと 温(あ)ったがで 炬燵(こだづ)要(い)らね ど 省エネの母 福島県 渡邉 日本夫 71
17 手紙でも 口にするのも 照れるから 「ありがとう」書く オムライスの上 茨城県 伊藤 友梨香 15
18 子離れが まだまだできない うちの母 まあもう少しだけ 付きあってやるか 茨城県 澤田 泰平 22
19 お弁当 毎日作る その愛は おなか以上に 心を満たす 茨城県 沼田 真理子 18
20 電話から 零(こぼ)れる母の 声若く 旅の予定を 喜々として聞く 埼玉県 大島 すみ子 60
21 孫連れて あぜ道あるく 我が母に 稲穂と共に 頭(こうべ)下げしも 埼玉県 落合 良充 65
22 孝行な 息子と近所に 吹聴(ふいちょう)す 母の先手に 介護さぼれず 千葉県 五十嵐 克顕 64
23 肉じゃがの 鍋をふりふり 尻もふり 背後で笑う 我(われ)と弟 千葉県 岩井 祐子 43
24 のどやかな 春色つむぐ 桜山 天のあなたと 愛でる幸い 千葉県 枝松 美紀子 39
25 母の背を 越えて気付いた てっぺんで 右へ左へ 笑う白髪(はくはつ) 千葉県 上中 直樹 33
26 母の味 母の残した レシピとも 微妙に違う 母の味噌汁 千葉県 小林 功 52
27 小遣いを 使い果たして 母の日は 黒のパンプス 磨いていたり 千葉県 成沢 希望 14
28 出不精(でぶしょう)で 運動音痴の 母だけど ホームを守る 名キャッチャーだ 東京都 小松 雄大 14
29 聞きたいな 嫁いだ私の 結婚式 涙こぼさぬ 母 何想う 東京都 島田 智子 26
30 別嬪(べっぴん)の 母に小皺(こじわ)が 増えたのは 誰のせいかな 私のせいか! 東京都 竹山 京子 42
31 イケメンの 看護士目当て 紅(べに)をさす 母の長寿 エールを送る 東京都 富田 満 64
32 起きなさい 朝一番の 声がせず 母の寝坊は 一家の寝坊 東京都 星 美冴 27
33 電話口 メールしたいと 母の声 「なんて送るの?」 「電話ちょうだい。」 東京都 堀内 勇治 44
34 メール見て 元気がないな 電話する 声が元気で 母の策略 東京都 宮本 裕志 29
35 どっこいしょ 母の音頭で 車いす 押せば段差も 辛さも越える 神奈川県 朝山 ひでこ 55
36 歩(ほ)を合わせ 傘寿の母と 桜坂 小さき背(せな)に そっと手を添え 神奈川県 岡田 弘子 53
37 ただ一度 母の故郷(ふるさと) 訪ねたる 親子の旅を 懐かしむかな 神奈川県 荻原 正知 79
38 母の日も 忘れし母が 驚きて 子らの集ひを 何かと笑ふ 神奈川県 北村 純一 67
39 老ひし母 居る暖かさ 月見の座 オレンジ色の 月まどかなる 神奈川県 吉川 弘子 55
40 小さな手 包んでくれた 大きな手 今は小さく 私が包む 神奈川県 三田 和子 45
41 介護とは 居ない親より 居る親の 温もり感じる 幸せな時 神奈川県 脇 みずき 32
42 くるくると 秋の日差しを 廻(まわ)しつつ 柿剥(む)く母の 丸き背 愛(いと)し 新潟県 荒井 千代子 59
43 国訛(なま)り 赤チョーチンに 肩を寄せ 母を語りて 髭面(ひげづら)が泣く 新潟県 遠藤 敏碩 76
44 見上げれば 今も煌(きら)めく オリオン座 お風呂帰りに 母から聞いた 富山県 金山 孝 55
45 いままでに なんかいママって よんだかな やさしいときも けんかのときも 石川県 甲斐 太一朗 9
46 喧嘩して 家を出たいと 思うのに ずるいよ、夕飯 カレーだなんて 石川県 高山 百合香 32
47 「何の字か?」 母の背中に 指で書く げ・ん・き・で・い・て と 冬の日だまり 石川県 前田 千文 42
48 桃の葉の 湯面(ゆも)に香(かお)れば 古(いにし)への 母と幼(おさ)なの 吾(あ)そ偲ばるる 山梨県 沢登 清一郎 64
49 母さんの 起きた寝床に もぐりこみ ぬくもりの中 朝寝した頃 山梨県 宮津 紀子 60
50 君愛(いと)し 君を探して 見る空に 春が来るよと なごり雪舞う 長野県 相澤 久子 38
51 病むことに 慣れた唇 乾く母 苺アイスが 少女に戻す 岐阜県 後藤 順 58
52 問いかけに 黙ったままの おふくろは 返事はおなら なーにと聞こえ 岐阜県 野々村 富次巳 50
53 帰省して 鞄の奥の 封筒に 「母より」二文字(にもじ)と 福沢諭吉 岐阜県 細江 隆一 43
54 四年分 仕送り封筒 積み重ね か細き母の 脛(すね)拝む宵 静岡県 金森 文孝 58
55 件名に 「元気ですか」と ウェブメール 本文なしの 親心かな  静岡県 村田 哲久 28
56 二十貫 五尺二寸の 母恋し スリムスリムの 今の世に居て 静岡県 山下 修身 74
57 ボケたふり して頼み事 する母の 上目遣いに 「女」を見たり 愛知県 長谷川 知子 36
58 ちびなとこ ママに似ちゃった 18歳 お下がりのスーツ 着れる幸せ 愛知県 前田 春香 18
59 光射す 窓辺に母の 写真立て ほほえみありて しばしまどろむ 愛知県 山川 禮子 75
60 見抜いてる 彼も知らない 1キロ増(ぞう) 母の観察 あなどりがたし 愛知県 山口 朋美 24
61 里帰り 絵本の中に 母と行く 雨音やみて 雪に変はれり 滋賀県 小見 明子 36
62 車椅子 座して虚ろの 母なれど 背中が優しく 語る日だまり 滋賀県 黒川 映子 62
63 幼年の 吾(われ)が贈りし プレゼント 嬉々と身につけ 老いても離さず 滋賀県 藤田 毅 44
64 夜泣きする 弟を抱き 揺れており 母はヴィオラを 奏でるように 京都府 麻倉 遥 29
65 童謡に 耳傾けし 我が母の 瞳は遥か 幼子(おさなご)のごとく 京都府 市田 芳美 60
66 宵闇に 孤独を学び 美しき 異国の街で 母に乞う夜 京都府 サムエル・ツジモト 24
67 何歳に なっても言うよ わがままを ずっとあなたの 子でいたいから 京都府 橘 真子 23
68 嫁ぐ孫(こ)に 母の教へを 贈る春 笑顔の種蒔(たねま)き 倖せの花 京都府 藤原 美代子 80
69 おぼろ月 母の小言に ありがとう 苦楽をともに 雲は流れる 大阪府 岡崎 儀次 77
70 虫歯など あってたまるか この年で 笑った母の 総入歯かな 大阪府 岸 一生 61
71 母さんは 何かとこまごま うるさいが どこかにすきあり そこが大好き 大阪府 小西 正孟 75
72 うたた寝の 手からこぼれた 団扇(うちわ)とり 寝ぼけ手探る 母、あおぐ我(われ) 大阪府 竹ノ下 晋一 44
73 平成の 肉食女子は 後輩よ 大正モガの 母は胸張る 大阪府 夏田 信身 77
74 墓選び 元気な内(うち)と 付き添った 我が涙みて ふき出した母 大阪府 前田 佐香美 44
75 今はまだ 口から「あ」の字も 出ないけど いつかはきっと 「いつも」をつけて 大阪府 松井 彩夏 14
76 「いいねんで いつでも辞めて いいねんで」 逢えば必ず そう言うオカン 大阪府 山口 康介 22
77 贈る花 盛り短し 対(つい)なすは 思い続ける 気持ちは永久(とわ)に 大阪府 山初 和輝 20
78 綺麗でしょ 母の自慢は 総入れ歯 運命線が 長くて怖い 大阪府 渡辺 廣之 58
79 幼い日 あなたが作る オムライス 欲しくて仮病 つかってごめん 兵庫県 木内 美由紀 49
80 母のため しゃれたコートを 選ぶとき 母いてこその 楽しみと知る 兵庫県 佐竹 ひとみ 56
81 うちの子に 限ってなどと 大間違い でもうちだけは 特別 と母 兵庫県 柴原 由枝 68
82 母の日に ネットで購入 プレゼント うっかりミスって 着払い 兵庫県 高松 麻美 33
83 また来てね 帰る間際に いつも言う 母さんわたし 昨日も来たよ 兵庫県 藤五 久美子 52
84 パソコンに エステにダンス 英会話 今日はいづこへ 八十の母 兵庫県 中澤 裕子 48
85 おかあさん 呼ばれ思わず 振り向けば 戸惑い顔の 息子似の孫 兵庫県 濱本 千鳥 72
86 月光(げっくわう)に 重ねし母の 面影を 慕ふ夕べは つひぞ変はらじ 兵庫県 安原 勝則 49
87 男爵も 器量のわるい 青首も 母のはたけの おれも木瓜茄子(ぼけなす) 奈良県 遠山 悟 63
88 玄関で 母の名を呼ぶ 里帰り お菓子の家を 見つけたような 奈良県 野上 るみ 40
89 お年玉 はずまないでね 靴下を 縫ってまた履く かあさんなのに 奈良県 春山 紗玲 32
90 母と手を つないで歩く 我が娘 昔は僕が その場所にいた 岡山県 岩中 貴裕 46
91 愚痴 小言 不平に不満 言う母と 暮らせばそれも BGMに 岡山県 時実 育代 46
92 うまかもん うちはいいから あんた食べ 母やさしくて 我(われ)太りたり 山口県 岡村 智聖 13
93 亡き母の 好みの花も 知らざりし 花屋の店先 会話が止まる 徳島県 谷本 良裕 55
94 母心 いまごろわかる われはきじゅ あちらの母の 笑う声きく 徳島県 板東 泰子 77
95 雨の日に ジョロで水やる 母さんに そっと傘さし 妻が微笑む 愛媛県 藤田 哲夫 67
96 母の日や 五人兄弟 それぞれに 悩みや吉報 母の位牌に 福岡県 長尾 聡 80
97 無一物(むいちもつ) 無一文(むいちもん)ゆえ 無尽蔵(むじんぞう) 白寿の母の 無垢なる笑顔 福岡県 西原 和美 64
98 喧嘩して 自分で干した 洗濯物 冷たきこの手に 母想ふ 福岡県 山中 由紀 37
99 お小遣い 使ってくれと 言う母に これも孝行 照れて手を出す 熊本県 工藤 貴士 67
100 父が逝(ゆ)き 「清清(せいせい)した」と 笑う母 強がりの証(あかし) 毎日の香(こう) 大分県 岩本 幸詞 50