NPO法人百人一首の郷づくりの会

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「ありがとう百人一首大賞母の日2015」結果発表

2015年04月15日

「ありがとう百人一首大賞母の日」の結果が小倉山荘より発表されました。
2,004首の歌が集まりました。たくさんのご応募ありがとうございました。

※敬称略、順不同 
No.
作 品
住所
氏名
年齢
大賞
ありがとう なんて今さら 言えなくて 「飯でも行く?」と 送る七文字
( 作者の想い:男だから照れくさくて、大人になったからこそ伝えたくて )
兵庫県
西端 康孝
38
優秀賞
手作りの 手提げを恥じて 喧嘩(けんか)した 息子が生まれ その愛を知る
秋田県
成田 稚葉
32
優秀賞
カサカサで あれた手の平 うるおいを もらい続けて いまだ返せず
大阪府
佐々木 かつじ
44
佳作
いつだって いい事あるよと 笑ってる 写真の母は いつも前向き
埼玉県
鹿山 恵子
59
佳作
母の日に 子らが集まり プレゼント それより多い 帰りの土産
東京都
二条久保 吉秀
54
佳作
お母さん いつも学校 行くときに ぎゅうしてくれて ちょーうれしい
神奈川県
今井 樹志
8
佳作
読み書きも 達者な母は 一〇四歳 雪の会津に ほっこり在(お)わす
神奈川県
渡部 文子
73
佳作
風鈴の 音(ね)に遠き日の 風を聞く 母の優しき 背中追った日
熊本県
舛田 美子
60
9
母の日に 何を贈ろか 八十路(やそじ)母 ニヤリと笑い 愛が欲しいと
北海道
大花 寿美
53
10
母 逝(ゆ)きて 七歳(ななとせ)去(い)にし 冬枯れに ただ紅(あか)く燃ゆ ナナカマドの実
北海道
工藤 律夫
64
11
色々な 親孝行を したけれど やっと気付いた 長生きするね
岩手県
高橋 公美
29
12
感謝には 悔恨もあり 懐かしき 母すでに亡き 吾(われ)もまた母
山形県
佐藤 陽子
63
13
ねえ聞いて 今日 オバサンと 呼ばれたの 訴える母 ちょっと可笑(おか)しい
山形県
中鉢 藍
37
14
震災後 被災地の母 八十路(やそじ)超え 廃炉見るまで 死なぬと誓う
福島県
宇野 邦久
56
15
形見分け 「やっぱりやめて 着て逝(ゆ)く」と 衣(ころも)がえごと 貴女(あなた)のジョーク
福島県
今野 美音
35
16
五月晴(さつきば)れ 第2サンデー 母乗せて 希望も乗せて 若葉ドライブ
栃木県
岩崎 晃子
29
17
缶コーヒー ストローで飲む 母を見て なんかお洒落(しゃれ)と 真似をしてみる
栃木県
瀬尾 恵子
62
18
恋破れ 凌(しの)ぐ恋をと 活くれし 亡母(はは)を偲(しの)びつ 金婚を祝(ほ)ぐ
栃木県
野尻 敏夫
79
19
背を丸め そこにあなたが いるだけで 温かになる 百歳の母
栃木県
馬淵 のり子
62
20
母を恋(こ)う 吾(われ)も母なり 厨(くりや)より 「お母さん」と 嫁の声する
群馬県
品田 たみ子
72
21
喜寿迎え 他のものから 何かしら 学ぶ姿勢に まだ教えられ
群馬県
清水 琢磨
50
22
古里の 沈丁(じんちょう)香る 坂道に 昔のままに 母の声する
群馬県
鈴木 和明
45
23
食べてるか ちゃんと寝てるか 風邪ひくな これがいわゆる おかんメールか
埼玉県
国島 由紀子
55
24
孫抱きて あんたに鼻が そっくりと 同じ鼻して 笑う母さん
埼玉県
小松本 あゆみ
33
25
リズムよく キャベツ タマネギ 切る音に なぜか合わない 母の鼻歌
埼玉県
野口 陽子
50
26
母と旅 丸い背中に 老い見るも 杞憂(きゆう)とばかり 天そば二杯
埼玉県
一橋 政和
37
27
母の日は 可愛い嘘の 似顔絵が 髪 黒々の 美人で来ます
埼玉県
松川 幸江
81
28
古写真 リボンをつけた 若い母 「かわいいじゃろ」と 同意を迫る
千葉県
秋山 さえみ
49
29
旅先の 地蔵の顔が 母に見え 予定変更 故郷へ向かう
千葉県
梶 政幸
49
30
無理しても 毎日医者にと ごねる母 「休めば病気と 思われるから」
千葉県
久保木 主税
60
31
老々(ろうろう)で 母の介護に 拾余年(じゅうよねん) 親孝行に 恥じた日々無し
千葉県
齋藤 忠弘
76
32
母の日の お手伝い券 色あせて なお温かい 「無期限」の文字
千葉県
斉藤 まち子
61
33
母の日に 写真取り出し 涙して 嫁に隠れて ママと呼ぶ朝
千葉県
竹谷 傑
63
34
此(こ)の味と 母が伝へし ひなずしを 供える袖に 桃のこぼれる
東京都
上杉 重子
87
35
思い出の 母と休んだ ベンチには 紅葉も雪も 来てはくつろぐ
東京都
小嶋 祐一
58
36
「肩こる」と しまひし手編みの セーターを 母の亡(な)き今 着初(きそ)むる さびしさ
東京都
亀田 知多香
59
37
がんばれの 言葉に変わる ガッツ飯(めし) お腹に届く ラブレターかな
東京都
河野 さや香
37
38
楽(たの)しそに 何でも明るく こなす母 辛(つら)い悲しは 鼻歌に変え
東京都
志村 佳人
56
39
垂乳根の 母がお守り 握り飯 受験の春に 咲く山桜
東京都
中村 有史
57
40
メッセージ 色々書きたい でも照れる 悩みに悩んで “いつもありがと”
東京都
西脇 知香
18
41
妻にして 子の母にして ときどきに わが母となる 連れ合いであり
東京都
野上 卓
64
42
マザコンと 言われてもいい 構わない 母さんのこと 愛しているよ
東京都
萩原 慎一郎
30
43
あの頃は うんざりだった 弁当の 今は恋しき きんぴらの味
東京都
穂積 出雲
27
44
白髪染め やめた母への プレゼント 少し派手目の ストール一つ
東京都
村田 千賀子
45
45
キャラ弁で なくても思い 伝わった 煮物 から揚げ 母の地味弁
東京都
山田 朝子
58
46
母 遺(のこ)し 葱の実りの 早く来て 鍋する夜の 家族温(ぬく)めり
東京都
類家 玲
59
47
還暦を 過ぎて心配 掛け続け 母さんボケる 暇を与えず
神奈川県
金子 武
60
48
銘仙(めいせん)の 大正モダンを 懐かしむ 百寿童女の 幸せ語り
神奈川県
木村 なつめ
62
49
母 逝(ゆ)きて 厨(くりや)にぽつんと 残る椅子 水 温(ぬる)む今朝は 蛇口へ向けやる
神奈川県
熊沢 雅晴
77
50
蒸す朝も 凍(い)てつく夜も 家事をなす ひび残る手に 宿る優しさ
神奈川県
須山 恵美
24
51
ごはんだよ カナカナ蝉と 母の声 夏の終わりの 三角ベース
神奈川県
宮川 潤
50
52
贈り物 変わるは時代や 品物や 変わらぬものは 母への感謝
新潟県
田辺 アンナ
25
53
泣き言を 連れて帰った 口元が 母を見つけて 色 取り戻す
岐阜県
岩津 明広
41
54
母の日を 待てずに旅に 逝(ゆ)く母に 今年も花は 赤と決めてる
静岡県
本田 茂
56
55
トポトポと ドボッとチョロリ 匙(さじ)加減 楽し響きに 何度でも聞く
静岡県
松山 恵美
47
56
「ハイ、これ」と 初めて渡す カーネーション 「彼女できたろ」 母 おみとおし
静岡県
渡邉 治郎
43
57
篠山(ささやま)は 母のうぶすな 喪の明けし 今朝(きょう)白味噌の 雑煮を供ふ
愛知県
清水 良郎
58
58
苦手だと 私にケーキ くれた母 実は母さん 大の甘党
愛知県
松永 智文
32
59
電話口 用件ひとつ 秘めておき 我(われ) かけ直す 忘れたフリし
三重県
荒井 紀恵
41
60
母の日に ダイヤモンドを プレゼント いつになるかは おたのしみだよ
三重県
堀 栞菜
7
61
もう知らん 窓から振る手 無視をして お昼の弁当 溢れる涙
滋賀県
宮井 日菜子
16
62
還暦の 日に卒寿なりし わが母が 赤飯炊きて 祝い賜いぬ
京都府
池谷 孰
80
63
誕生日 一緒に食べる イタリアン たまには戻って オンナの笑顔に
京都府
大山 裕子
41
64
おだやかに 母の朗読 はじまりて 我(われ) 夢の野に すぐ踏み入りぬ
京都府
岸野 由夏里
39
65
帰るたび ご馳走ラッシュ ありがとう どうか手を抜き ゆっくり話そう
京都府
後藤 正樹
53
66
母になり 同じ口調に 泣き笑い 「似たくないのに」 ホントのトコは
大阪府
安達 泰子
34
67
姉妹そろい 野の花 摘(つ)みて 帰りきし 母の日ぞ知る 心や うれし
大阪府
安藤 知明
73
68
課長問う 君の作った 弁当か 母直伝の 味と胸張る
大阪府
五十嵐 王泰
29
69
「宿題は? 忘れ物ない? ハンカチは?」 ああ、懐かしき そのお節介
大阪府
奥谷 和樹
34
70
帰りぎわ 気をつけてねと まっさきに 言うのはいつも 私より母
大阪府
楓 まさみ
66
71
小包(こづつ)みを 開けるとそこに 母の想い ひとつでも多くと 詰め込んだ跡(あと)
大阪府
住田 泉
41
72
貯めていた こづかい全て 花に替え くれし娘(こ)の顔 かすみて見えぬ
大阪府
高橋 節子
62
73
母の日に カーネーションで 伝えよう 何本あれば 伝わるだろう
大阪府
土川 舞南
10
74
ヴィヴァルディ 母が愛した 春めぐり レースのカーテン そよ風に舞う
大阪府
野村 みさこ
65
75
年老いて まあるくなった 背と気性 母の雷 今は影もなし
大阪府
堀 宗一朗
56
76
ありがとう みっつの花が 届きし日 ひとりひとりの 想ひ出 たどりて
大阪府
松井 詔子
62
77
里帰り 化粧に服に 気合い入れ あんた老けたね 母にいわれる
大阪府
三沢 百合子
65
78
「ありがとう」 言えず渡せず 日が暮れて そっと花瓶に 一輪の花
兵庫県
大塚 涼子
17
79
母うたう 鼻歌 楽し カタカナ語 英語 幼児語 古語 季語 混ざる
兵庫県
木内 美由紀
52
80
春ショール 萌黄(もえぎ)の小紋が お気に入り 写真の母は 童女のごとく
兵庫県
小林 和夫
61
81
毎朝の いってらっしゃい 気をつけて いってきますは 感謝の代わり
兵庫県
田中 麻友
17
82
自分には できるだろうか あなたのように いつも子どもを 信じることが
兵庫県
堀野 徳子
40
83
三代目 梨園じゃなくて Jソウル 追っかける母 老い 追いつかず
奈良県
奥平 由美子
58
84
サンタより 届いた手紙 母さんの 字に似ていたね あったかかった
奈良県
近藤 ともみ
45
85
父 亡くし 母 生き生きと なりにけり 我(わ)が妻の背を そっと見る日々
奈良県
笹原 滋功
61
86
帰りたい 母の言葉に 胸痛み わびる心で 施設去るなり
奈良県
福井 くみ子
64
87
遠く住む 母が優しく されるよう 見知らぬ媼(おうな)の 手を取り歩く
島根県
角森 玲子
46
88
マザコンと 笑わば笑え 昔なら 母親思いと 言われたものぞ
岡山県
國富 晃
53
89
あの辺り 亡母(はは)がいますか 夕あかね しずかに燃えて 尾根を染めゆく
広島県
有田 梢
87
90
綺麗ねと 喜び分かつ 母いずこ 一人見上げる 木蓮の空
広島県
吉村 玲子
62
91
おかあさん あなたに会いに ゆく時は 東京弁は 置いてゆきます
山口県
長谷部 奈美江
55
92
ありがとうの 言葉に添えて ハイタッチ 孫から母への 絆さわやか
香川県
佐藤 聖太
70
93
おかあさん 今日はとくべつ 休んでね いろいろするよ かたづけ そうじ
香川県
横井 友萌伽
7
94
ハマナスの ぼんぼり唱(うた)うよ かえり浜 兄らときそうた 母の背 ひとおつ
福岡県
玉井 千鶴
48
95
春霖(しゅんりん)や 母 遺したる 蘭をなで すべる雫も 土へ還りぬ
福岡県
松本 弘紀
50
96
月まろむ 戦時の夜に 「マッチ」なく 妣(はは)は並びぬ 干物する「塩」
福岡県
六月朔日 光
73
97
ありがとう 私を母に してくれて 君に感謝を 伝える母の日
長崎県
菅 寛子
39
98
母と子の 二人 腕組み 語り行(ゆ)く 恋人のごと 桜の下を
熊本県
貝田 ひでを
71
99
飴 詰まる 娘 逆さに 持ち上げし あれから妻は 母となりけり
宮崎県
荒尾 洋一
63
100
眠ってる 母のお顔へ そっと手を 息たしかめる 少女のように
沖縄県
比嘉 七映
62